「卵子の老化」って言われて早数年。
出産しやすい年齢ってのがあったのか!って思った方も多かったと思います。
生理があれば、何歳でも妊娠できる。体外受精すればすぐに成功するってワケじゃないんだと愕然とした方も。
私達がお腹の中にいた時から、卵子の数は実は決まっています。
一生分の卵子の元が産まれる前にお腹にあります。
それがこの世に産まれてきた時点で200万個ほどになり、初潮が始まる12歳で30万個ほどにまで減少します。
一月経周期で約1000個ほどの原始卵胞が減少するとされているので、年齢とともにどんどん減少していきます。
この残りの卵胞の数がわかるとされている検査がAMH(抗ミュラー管ホルモン)検査です。
しかし、これも完璧な検査ではなく時折数値が変わる方もおられます。
年齢とともにどんどん減っていくのであるなら、ピルを飲んで生理を止めたら減らないんじゃない?って思われる方もいますが、ピルを飲んだからといって減っていくのを止める事はできません。
また、卵子の数も全員が同じ数ではありません。
多く持っている方もいれば、少ない方もおられます。
30代でも早期閉経という状態になる方もいれば、40代でも出産される方はおられます。
AMHの数値が悪かったからといって、「卵子の質が悪い」というワケではありません。
AMHの数値が低かった方は、悔やむばかりでなく卵子の質をアップさせる事によって妊娠の可能性は高まります。
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