一般的に言われている妊活対策をご紹介します。
タバコを吸っているだけで、人工受精などの成功率も半分になると言われています。
できればやめてもらいたいところです。
女性の場合、卵胞数が少ないという報告があります。
もちろん、お二人の子供ですので男性にもやめてもらいたいです。
いきなりやめれない場合は、まずは半分に減らすところからはじめても良いです。
特にお母さんが吸ってしまうと、妊娠した時にお腹の中の赤ちゃんが苦しいですよね。
「妊娠したら止める!」
という方でしたら、妊娠したつもりで今日からストップされてみてはどうでしょう?
BMI19未満の痩せている女性が他の国より多い日本。
BMI19未満で無月経または月経不順がある場合は、体重を増やすだけで妊娠の可能性は高まります。
また30代後半から増えてくる肥満の女性。
体重を減らす事で排卵の可能性が高まり、妊娠につながりやすくなります。
1日5杯以上のコーヒーを摂取した場合、臨床的妊娠率は50%減少したという報告があります。
特にコーヒーフレッシュや砂糖を入れてる方は、なるべく入れないようにこころがけて下さい。
しかし、そこまで神経質になることはないとされています。
リフレッシュのために1日2杯までぐらいなら飲んでも大丈夫とされています。
(ただし、砂糖は入れない状態で)
血糖値が急激に上がるようなタイプの炭水化物を摂り過ぎると、排卵障害をおこしやすいという報告があります。
白米、白い食パン、菓子パン、ドーナツ、ケーキ、その他焼き菓子、ポテトフライ、ビール、清涼飲料水などが、血糖値が急激に上がるようなタイプの炭水化物になります。
特に清涼飲料水うあ甘い炭酸の飲み物は、砂糖の量が多いので気をつけてください。
ただし、炭水化物を全く摂らないのも問題です。
玄米や全粒粉のパスタ、豆類などは良い炭水化物としてお薦めです。
トランス脂肪酸は排卵や着床の障害となるとされています。
また、炎症を引き起こすのでアトピーなどの炎症をお持ちの方は、さらに控えた方が良いです。
トランス脂肪さんは、どこにでも入っていて、0にするのは難しいです。
多く含まれているのが、マーガリン、ショートニング、ほとんどのファーストフードの揚げ物です。
手にしたお菓子の原材料を見てみてください。「ショートニング」など書かれていませんか?
また、外食時には揚げ物をなるべく避けるのも一つの手です。
子宮や卵巣は毛細血管の集まりです。
骨盤周りの血流を良くすれば、血流に乗って必要な栄養や酸素が卵巣などに運ばれ良い卵子が育ちます。
また筋肉の必要な収縮活動が行われないとインスリン感受性が低くなり、血糖をうまく取り込めなくなります。
その事によって、排卵や受精、妊娠がうまくいかなくなります。
目安としては週に1~5時間程度の激しい運動がお薦めです。
ウォーキングは緩やかな運動となります。
ジョギングなどが心拍数があがる激しい運動となります。
睡眠不足は活性酸素を増やすことにもなります。
活性酸素は卵子にも精子とっても良くないものです。
また睡眠不足はストレスにもなります。
またホルモンのゴールデンタイムは夜10時~2時とされています。
その時間にしっかり寝ることで成長ホルモンが出ます。
なので、遅くても0時までには寝てしまいたいですね。
睡眠ホルモンとされる「メラトニン」が、卵子の質を良くしたり、アンチエイジング効果があるという事がわかってきています。
ぜひ、しっかり寝て身体のパフォーマンスを上げていきたいですね。
精子にとって良い温度は33~34度ぐらいとされています。
なので、適度に熱を逃がすトランクスなどがお薦めです。
またサウナなどはしばらく控えるのが良いです。
やはり精子が熱に弱いからです。
膝の上でノートパソコンを使ったり、ズボンの前ポケットにスマホを入れるのもお薦めできません。
自分で判断してタイミングをとっているご夫婦もおられます。
しかし、そのタイミングは本当にあっていますか?
また、排卵日だけに1回しかタイミングをとらない方はも実は多くおられます。
実は卵子は1日しか生きられないとされていますが、本当にいつ排卵したのかは排卵チェッカーや基礎体温だけで正確に知るのは難しいです。
精子は3日ほど生きるとされており、排卵前だと卵管膨大部で卵子が排卵されるのを待っているといわれます。
排卵日5日ほど前から排卵後も妊娠する可能性がありますので、月1回だけのタイミングではなく何度もとった方が良いです。
そうする事が精子にとっても良い影響を与えます。
そして、卵管を切除し体外受精しか妊娠する可能性のない方でも性交渉を何度かしている方の方が治療結果が良いという報告もあります。