治療を進めていけばいくほど、年齢が気になって仕方なくなることがあります。
「もう歳が歳だから仕方ないですよね」
「こんな歳なのに(治療していると)バレるのが嫌だ」
「歳だからもう駄目ですよね」
病院でも「老化・老化」と言われて、すっかり気持ちも高齢気分になってしまっているように感じます。
年齢って自分でコントロールできる問題じゃないですからね。
そこでストレスを感じてしまうと、やるべき事に視点が行かなくて苦しくなってきます。
年齢は確かに目安となりますが、漢方では年齢もそうですが、「腎」の弱り具合をみています。
ちなみに東洋医学でいう「腎臓」というワケではありません。
この「腎」という所が弱ると、老化現象が進みやすくなり、妊娠もしずらくなります。
男性も同じです。
「腎」は冷えに弱く、冬にダメージを受けやすいので、冷えには気をつけてもらいます。
そして漢方治療では、「腎」を直接補うような漢方を選ぶこともありますが、「腎」にダメージを与えている原因を考え、そちらにアプローチをかける事もあります。
年齢を若返らせる事はできませんが、この腎の状態を良くしていくというアプローチはできます。
そして私が大事な事と考えているのは
「大丈夫」
と思える事です。
これは私に相談したら妊娠できるから大丈夫!
・・・というワケではありません。
妊娠しても、出産しても、妊娠できなくても、アナタはそのままで大丈夫なんですよ!って事です。
子どもが産めなくて旦那に申し訳ない。
孫の顔を見せれなくて親に申し訳ない。
子どもが産めないなんて女性として駄目なんじゃないか。
そんな風に思われるのか、妊娠できない事にとても恐怖を感じている方もいます。
でも、産めなくても大丈夫なんです。
子どもいなくても、問題はないのです。
恐怖から逃げよう、逃げようとして焦って苦しくなって決断できなくなってしまうアラフォー世代の女性もいます。
どうしてもその方達に声をかけたいのです。
「妊娠するしないで、女性の価値は変わらない」
純粋に子育てしたい、子どもを産みたいから努力するのはいいと思います。
でも、周りの声や、自分の内にある声に追われるように妊活している方には、「どっちになっても大丈夫!」と知ってもらいたいなー。
子どもを産んだり、育てたりって、人生では大きな転機になると思いますが、それで人の価値が変わったりステータスが上がったりするものではありません。
・・・と言われても、頭では理解していても、心から納得はできてない方もいます。
そんな方は毎日声に出して言って下さい。
「産んでも産めなくても私は愛されている」
毎日言って自分に刷り込みましょう。
(小声でいいですので)
安心して自分で自分を取り戻した感じになった時に、冷静な判断ができるのかな?と思います。
「今、自分できる事をやっていく」
しかないのだと私は感じています。
もし、そう思えなくて焦って不安で仕方ないなら、カウンセリングはとっても役に立つと思います。
病院治療にも詳しい妊活専門カウンセラーが在籍しています
『不妊症はお友達にはなかなか相談しにくい』という方が多いのではないでしょうか。
噂やインターネット上の知識に惑わされ、かえって不安になってしまうものです。
漢方のサツマ薬局の子宝(妊活)相談では、専門の漢方カウンセラーが対応いたします。
病院治療にも詳しく、西洋医学を否定するような事はありませんので安心してください。
人に話すことで頭の中が整理されることもありますので、まずはご相談され、心の荷物を下ろしてみてはいかがでしょうか。