トマトは西洋医学的に見ると、リコピンという抗酸化作用にすぐれた成分が豊富です。妊活中の女性にとっては、子宮の老化を抑えてくれる効果が見込めます。
また、トマトは男性不妊をよくすることも実験で確認されており、「精子の運動率」を高めたり、「精液中の白血球数」を改善する作用が期待されています。
薬膳の立場からでも、トマトはぜひ積極的に摂ってもらいたい食材です。「夏野菜は身体を冷やす」とトマトを避ける人も多いのですが、加熱すれば身体を冷やす働きは弱まり、血を増やしたり巡らせたりするよい作用が残ります。
ターメリック(ウコン)は抗酸化作用や肝機能を高める効果があると言われています
材料 (2~3人分)
1
トマトをザク切りにします。
皮が気になる方は湯むきをしてください。
しめじの石づきを切り落とし、ほぐしておきます。
タマネギ、ニンニクをみじん切りします。
2
フライパンを温め、オリーブオイルとニンニク、タマネギを加えて、タマネギがしんなりするまで炒めます。
3
豚ミンチがポロポロになるまで炒めます。豚ミンチからでた脂が透明になったら、カレー粉とターメリックを振り入れます。
あればガラムマサラを一振りすると、味に深みがでます。
4
なじんだら、トマト洋風だしの素を加え、水分を飛ばしながら炒めます。
5
塩をひとつまみ、しょうゆ、しめじを加えて軽く炒めます。
しめじは火を通し過ぎると苦味が出るのでさっと火を通す方が、美味しくいただけます。
味をみて、足りなければ塩を加えます
6
うつわに温かいごはんをよそい、カレーをかけます。
刻んだパセリをかけても、美味しくなります。
栄養士よりコツ・アドバイス
市販のカレー粉は油脂分や添加物が多いこともあるので、野菜の甘みや旨味と少しの調味料で、食べた後もスッキリすると思います。茄子や小松菜や人参など、好みに合わせてアレンジしてみて下さい。
トマトは完熟のものを使うと酸味がすくなく、甘みもあるのでオススメです。