カウンセリングをしていると「話しやすいです」と言われる事があります。
言いたくても言えない事を話す事ができたのかな?と思うと嬉しいです。
そう思ってもらうために私が努力している事があります。
それは「ここでは何を話してもいいんだ」という雰囲気作りです。
友達とかなら、「これは言えないな」と思って話せない事ってありませんか?
ありますよね(笑)私にはあります。
それは、やはり見せたい自分の姿があるという点と、価値観の違いがあるからです。
また、カウンセラーに良くなったところを見せたいという方もおられます。
気を使って「前より漢方を飲んで良くなっています」と言われる方です。
親身になって話しを聞いてくれたから、良くなったと言わないと申し訳ないと思って話す方って実はけっこうおられます。
効果がなかったなんて、申し訳なくて言えない。
本当は、正直に語っていただいていいのですが、そんな急には自分を変える事なんてできませんよね。
こんな事を言って、私の事を「ややこしいヤツ」なんて思われたら嫌だな。。。なんて思う方もいるかもしれません。
さて「ここでは何を話してもいいんだ」というコツはなんなのでしょうか?
コツは色々とありますが、簡単なところではこの3つです。
『相手の価値観を受け入れること』
『話しを遮らないこと』
『ジャッジしないこと』
そのトレーニングをしてきましたので、ご相談の方が「話しやすいな」と感じてもらえるのだと思います。
特に私はジャッジしがちなので、このクセを心底直すのに苦労しました。
ジャッジとは、「これはいい」「これはダメだ」の判断をしない事。
ただただ、「そうなんだ」と受け入れる。
妊活が長引くと、今まではなかった事で傷ついたり、腹がたったりします。
それを吐き出せずにいると、ストレスがたまってよくありません。
話したかったけど話せなかった事を吐き出せた事によって、妊活が楽になる・・・そんな事もあります。
ついつい蓋をしがちな感情や考えも、カウンセラーに吐き出して心もデトックスしましょう。