涼しくなってきましたね。最近、少しカウンセリングが続きました。
さて先日、ネットでこんな記事を読みました。
残業もない、仕事内容としてはそんなにキツくない仕事でも、全てを一人でこなし、相談する相手もいない職場は離職率が高い。
サッと目を通しただけでその後同じ記事に辿り着く事ができず、記憶が曖昧なのですが、ザックリまとめるとこんな感じの内容でした。
仕事内容に不満がなく給料が良くて、残業も少ない職場なんて夢のようですが、やはり人間はそう思うようにはいかないみたいです。
カウンセリングの原点とも言われている「ホーソン実験」。
これは、ホーソン工場で行われた「職場の物理的な環境条件ではなく、人間関係が生産性に影響する」ということを突き止めた実験です。
ホーソン工場では娯楽施設なども整えていたのにも関わらず、従業員には不平不満が充満していた。
で、生産性をあげるために色々な実験が行われたのですが、その中の1つに労働者にヒアリングや面談をしていく事がありました。
ただ、この面談やヒアリングでは有益な情報は得られずに、愚痴などばかり出てきました。
・・・が、この愚痴や不満をひたすら聴く(傾聴)する事で、従業員達は心身ともにリフレッシュされ生産性が上がったのです。
バンザーイ!
他にもメーシー百貨店、オークリッジ工場などでも、カウンセリングを行った結果、従業員やその家族の問題が解決し、離職者が減り経営陣もハッピーになります。
実はこれ、1930~40年代頃の実験です。
愚痴を吐き出せる、不満が言える、同僚や上司と良好な関係を築いていく事は、給料を上げる事や娯楽を整える事よりも効果があるんです。
これって妊活にも通じるものがあるのではないか?と思います。
一人でポツンと妊活を続けるってしんどくて、本来ならもう少し治療を頑張れたり、積極的に(高度不妊治療をするという意味ではないです)できたのに、途中で辞めてしまう方もおられます。
納得して妊活を終えられた方はもちろんいいのです。
でも数年後に
「あの時、もっと治療を続けていれば良かった。本当は続けたかった・・・」
と後悔することは避けたいのです。
夫は共に妊活をしていくパートナーではありますが、言えない事もありますよね。
全てを吐き出してしまうと、夫の方が潰れてしまう事もあります。
また、逆で奥さんに吐き出してしまって、奥さんが参ってしまう事もあるでしょう。
友達にも話しをする事がありますよね。
でも、何もかけあけすけに話すことには抵抗がある人もいるでしょう。
やはり、友達に見せたい自分の姿があります。
両親にも言えない人もいますよね。
心配かけたくないってことも、体外受精の事などは両親に知識がなくてどんな風に捉えられるかわからないって事も心配です。
だから、ずーっと溜め込んで一人で抱え込んで「無理ー!!!」って爆発。
大爆発しても、大爆発しそうな気配を感じても、周りはどうすればいいかわかりません。
そんな爆発しそうな自分を感じ始めたら、カウンセリングを受けてみてはどうでしょう?
当店は、体質改善を含めた漢方相談&カウンセリングをしています。
疲れきった身体と心に染みる漢方を飲みながら、カウンセリングで一つづつ心をリフレッシュさせていって、妊活を自分が納得いくまで続ける。
そういう方法もあります。