美利膳という粉末の出汁を使ったレシピです。
黒豆は、妊娠に重要とされる「腎」を補う食材です。
「腎」は成長や生殖の要となります。ここが弱ると老化が進むと考えられています。
松の実は食物繊維が豊富で、便秘にもよく、また肺を潤わせ咳を鎮めます。血も補う食材です。
美利膳(びりぜん)はサツマ薬局でも取り扱いあります。
材料(2人分)
1
黒豆をたっぷりの水に30分くらい浸してから、フライパンで乾煎りします。
2
米ともち米を合わせてとぎ、ざるにあげておきます。
3
鶏肉を1cm角に切ります。
人参を5mm角に、椎茸を3mm幅に切ります。
4
☆の調味料を炊飯釜に入れ、②の米を入れます。
水を2合の目盛りまで入れます。
5
①、③の黒豆、鶏肉、人参、椎茸と松の実を乗せ、いつも通りに炊きます。
6
炊き上がったら、十分に蒸らして混ぜ合わせます。
煎り黒豆の作り方
おこわに入れる際は①の状態ですが、多めに作っておくと便利です。
そのままおやつとして食べてもおいしいですし、15粒程度の煎り豆に熱湯を注げば黒豆茶ができます。
1
黒豆を30分くらいたっぷりの水に浸してから、フライパンで乾煎りします。水分が飛んで、皮がはじけるくらいが目安です。
2
耐熱皿にペーパータオルを敷き、黒豆をのせて3分。取り出して混ぜ、また3分加熱。冷ましてみてカリっとしていれば完成です。
3
耐熱皿にペーパータオルを敷き、黒豆をのせて3分。取り出して混ぜ、また3分加熱。冷ましてみてカリっとしていれば完成です。
栄養士よりコツ・アドバイス
もち米はもろく砕けやすいので優しく扱いましょう。うるち米を混ぜることで簡単に炊飯器でおこわが作れます。
冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったりです。
山芋や里芋、栗などを入れてもおいしいです。
薬膳効果をプラスしたい方はクコの実、くるみ、ナツメ、ごまなどを入れても良いでしょう。