ストレスが身体に良くないって話、今さらそんなコト知っている・・・ですよね。
不安や葛藤など心理的ストレスによって身体に影響がでる事があります。
それが「心身症」です。
・ストレスで胃に潰瘍ができる。
・ストレスで咳が止まらない。
・不安で眠れない。
こんな事を聞いたことはあるかと思います。
妊活中はストレスにさらされる事が多いと思います。
自分はこんなに努力しているのに、後から結婚した人があっさり妊娠した。
年賀状に赤ちゃんや子どもの写真を載せて、治療中の私に送ってくる。
体外受精でン十万とお金をかけたのに、着床もしなかった。
妊活しているのに、周りが平気でタバコを吸う。
夫が協力的でない。
などなど、相談中の訴えだけでもストレスを感じてらっしゃるだろうなぁと思う事がたくさんあります。
認知の問題とかもありますが、ストレスを抱えやすく心身症になってしまう方もおられます。
どういう方がなりやすいかというと、1つは感情をうまく表現しにくい方です。
追い詰められると、悲しい事や困っている事があっても人にうまく話せなくなる事があります。
また、自分の正直な感情を吐き出すと相手はどう思うだろう?怒るかな?引くかな?と思うと感情を表現するのに躊躇してしまいます。
カウンセラーは、ご相談に来られた方が
「この人なら正直に自分の気持ちを言っても大丈夫だな」
と信頼してもらえるように、技術を使ってカウンセリングいたします。
またカウンセラーが感じた感情を「それは悲しかったんですね」のようにと伝え返す事もします。
すると、「あぁ、私はこんな出来事で今は悲しいと感じていたんだ」と気がつく場合もあります。
そのためにお金と時間を使って勉強しています。
そうやって自分の感情を言語化する事で心身症を予防し、浄化作用(カタルシス効果)になります。
カタルシス効果は簡単に言うと「スッキリする効果」です。
また、人に話す事で問題解決の糸口が見つかる事もあります。
漢方を選薬するだけではないカウンセリング技術を使う事で、妊活に行き詰まりを感じた方などが解決の糸口を見つけてもらえたらと思います。