私達の身体は食べたものでできあがっている。
妊活中にこの事に気がつく方もおられますよね。
もしくは中には「妊娠するために◯◯食べたらいいですか?」
という質問をされる方もおられます。
◯◯したら妊娠できる・・・いう情報はなかなか難しいと思います。
そもそも赤ちゃんは授かりものです。
準備こそできても、操作はできないと考えるのが健康的なのでは?と思います。
食事を徹底して気をつける事ができるタイプ(そういう食生活が好きな人など)だったら問題はないのですが、苦手でプレッシャーに感じるタイプの方もいますよね。
例えば、思考として
「ちゃんとしなくっちゃダメだ」
「◯◯食べてしまった」
などがあると、そのうちに追い詰められてしまいます。
以前に食事を和食中心に・・・など私の中では簡単なアドバイスをしたつもりの方が、最終的には食事の事でしんどくなっていました。
原因は
・朝ごはんも含め毎日違うモノ(栄養バランス)を摂らないとダメだ。
・手の込んだ料理をしなくてはいけない。
・きちんと作らなくてはいけない。
と受け取って、寝る間を惜しんで料理に手をかけて、気持ち的にも追いつめられて、しかも睡眠不足にもなっていました。
私はそこで始めて「私の中ではそんなに難しい事をしろと言ったつもりはなくても、人によって受け取り方は様々なんだ」という事を感じて反省しました。
なのでゆるい食事指導をお勧めしています。
単純に
・基本は和食(ご飯)で、同じモノを食べるなど負担を少なく。
・納豆や海苔、ちりめんじゃこ、もずく等、買ってきてすぐに食べられるモノを利用する。
・出汁はなるべくとる、難しいときはだしパックでもいい。
・外食をする時にはチェーン店などは避けて手作りのお店を見つけておく。
・お菓子やスナック類は控えめに。
・友達とお茶する時などは、ほどほどの量でお菓子も美味しくいただく。
(時々会う友達と楽しい時間を過ごす事が大切)
・カフェオレとかミルクティーなどには砂糖は極力入れない。
・糖質0とかノンカロリーなどうったった商品には手を出さない。
・トランス脂肪酸はなるべく避ける。
これぐらいの指導です。
気になる人はドンドンご自身で調べます。
料理も凝る必要はありません。
前に料理研究家の土井善晴さんも、一汁一菜を勧めていました。
料理を研究していった方が辿り着いた、毎日の食事をラクにする方法です。
日本人は昔っから、こうやって食べていたんですよね。
料理が苦手だけれども、ちゃんと(?)した食事をしたいという方でしたら、
『出汁をちゃんととった具だくさんの味噌汁を作る』
だけを頑張ってみてはどうでしょう?
ご飯に具だくさんの味噌汁、漬物とか納豆、海苔など。
まずはできる事から始めてみてはどうでしょう。
「これも追加しよっかな♪」と楽しい気持ちが持てるなら、もう一品ほど追加してみたらいいと思います。