不妊症の治療の場合、男性の精子の状態が悪くても、基本的に治療を受けるのは女性側となる事が多いです。
精液初見が悪くて、体外受精になった場合でも、通院して卵胞を育てるための薬を飲んだり、注射をしたり痛い思いをしたり、仕事を休んだりする事が多いです。
それに対して女性が不満を持つことが多々あります。
「なんで私だけしんどい思いをしているの?」
ごもっともです。
そう思うのって普通の人だと思うのですね。
でも、ご主人の方でも心の奥底で「申し訳ないな」と思っている場合もあります。
けど、その気持をどう表現しようか・・・、もしくは協力したくてもどうすればいいかわからない男性もおられるのではないでしょうか?
そんな男性にお知らせです。
ハーバード公衆衛生大学院が
「糖質の摂取が多い男性ほど精子濃度が低くなる」
という事を発表しています。
そしてアジア人でも実験を行っております。
「欧米式の食事」が多いほど、精子濃度および精子正常形態率の低下が生じたとされています。
また、甘いジュースやお菓子をよく食べている人ほど、より低い精子濃度になり、高炭水化物食は異常な精子運動率および前進精子運動率、の増加と関連していました。
またインスタント食が多いほど、異常な精子正常形態率の上昇と相関していたとされています。
つまり、肉類を控えた健康的な食生活を送る事と、炭水化物のとり方や量には気をつける事が大切。
朝に缶コーヒーを飲む人もいますよね。
また、コーラーやサイダーが大好きという方も。
ラーメンとチャーハンという組み合わせが大好きでしょっちゅう食べるという人もいますよね。
カップ麺で食費を浮かせるって人もいると思います。
唐揚げは毎日食べたいって人も。
そういう食生活を少しでも変える事ができれば、精子の質も変わってきます。
また、健康的な食生活を手に入れる事で、もし子供が産まれた時に長く健康でいられますよね。
お父さんの食生活を子供は見てます。
もし、少しでも治療に協力したいなぁって考えてるのであれば、ここにあげたことを気にして取り入れてみてはどうでしょうか?
でも、大切なのは「自分からやりたい」と思う事。
女性の方々、強要しないようにしてくださいね。
いくら不健康な食生活であったとしても、選択するのは本人ですので。。。