No.0044 生む前ですがあえて伝えます

竹内結子さんのニュースを見てとても驚きました。

私だけじゃないですよね。

 

 

理由は当然わかりませんが、どうやら「産後うつ」だったのでは?と言われていますね。

私自身、産後うつみたいな状態になった事があるので、そのケアについては強く提案していきたいです。

産後うつはどんな人にだってなる可能性があるので、今から(妊活中)から気をつけてもらいたいです。

 

 

私は、妊活中の方にはよく「血虚(けっきょ)」の事をお話させていただきます。

貧血の事?と思われるかもしれませんが、貧血的な意味合いも含めるし、それ以上の役割もあります。

 

 

 

漢方には、気、血、水という病理観があります。

「気」とは形がなくて働きだけがあり、簡単に例えると生体エネルギーです。

血や水を全身に巡らせ、栄養を体の隅々まで巡らせる原動力。

 

「血」とは全身を循環して栄養分を補給している。

五臓六腑、そして諸組織に栄養滋潤する作用がある。

精神的な栄養にも関わります。

 

「水」とは体内の全ての正常な水分の事を指します。

人体の体液の60%を占める成分を水という概念で表現しています。

 

 

その中でも女性に特に注目して欲しいのが、「血」なのです

 

 

 

妊娠するのにも「血」が重要な役割を持っているのですが、産後にも大切なものとなります。

 

 

産後によく

 

肌がパサツク

髪の毛が抜ける

物忘れがひどくなる

眠くても眠れない

うつ状態になる

不安になる

息切れ

疲れ

めまい

 

 

 

などのトラブルに見舞われる事がありますが、これらは漢方では「血虚(けっきょ)」という「血の栄養や量が不足している状態」で出てくる症状です。

 

 

 

産後には血虚になると言われています。

出血するので、それは当然ですよね。

 

 

そんな状態で母乳をあげたりします。

母乳は血液を材料にして作られますから、連日「血」は必要となってきます。

 

 

しかも、夜中の授乳で睡眠不足との戦いとなります。

思うようにまとまって眠れない状態になる方がほとんどです。

「血」は夜、寝ている時に作られると考えられているので、寝不足は血虚の人にとってはタブーです。

 

 

 

それが連日続きますし、つい赤ちゃんメインの生活になって、食事にもあまり手が回らなくなる事も多いです。

 

 

「血」って精神活動にも影響します。

 

慣れない育児だったりして、不安感が増しやすくなります。

授乳に寝不足と消耗ばかりになってしまいます。

 

 

 

 

 

血虚とは少しだけ違いますが、「貧血」で精神的なダメージが出る事は意外と知られていません。

 

うつ状態になったり、イライラしたり、カッとなりやすくなったりします。

 

 

 

 

 

脳は重さの比重が2%ですが、15%の血液を使い、酸素を25%必要とします。

酸素を運ぶのは血液です。

 

 

 

 

 

「血」が大切ですが、どうしても産後は消耗せざるをえない状態になります。

 

 

なので、妊娠中または妊活中から意識してもらえたら、産後が楽なのではないかなぁ~と思うのです。

 

 

ちなみに私自身が産後にメンタルが弱ったり、体が辛くなったり、アトピーが爆発的に出てきたり・・・ととても苦労しました。

 

 

 

その当時は漢方とは無縁の生活をしていたので、回復するのにとっても月日がかかり、後から「あー!!」と思ったので、妊活相談に来られている人にはなるべく妊活中から整えておく事をオススメしています。

 

そして血虚体質の方には、妊娠しても「血」を補う事だけは続けてもらうようお伝えします。

 

 

 

 

 

妊活中は「妊娠」がゴールになりがちですし、無事出産する事を第一に思います。

けれども、産後の休憩はありません。

産んだ瞬間から「お母さん」になり、育児スタートとなります。

 

私が関わった方には、なるべく元気で育児をしてもらいたいので、妊娠中もサプリメント等をオススメする事があります。

 

 

 

妊活相談をしていますが、産後の相談ももちろん受け付けてますよ。

 

 

 

まれに、離乳食作りで手一杯で自分と夫の食事まで作れない・・・なんて育児のご相談も受けます。

 

真面目な方が育児書を見て「複数種類の手の混んだ離乳食を毎日食べさせないといけない」と思ったりして息詰まる事があります。

そんな事でも人に相談したらサラっと解決する事もあります。

もちろん、体の不調の相談もありますけどね。

 

 

こんなご時世で人とコミュニケーションを取ることが思ったより大事だなぁと感じます。

ネットで調べてササっと答えが出て自分ひとりで解決するのも良いですが、生身の人間とコミュニケーション取りながら模索するのも思っているより大事かもしれません。

 

 

病院治療にも詳しい妊活専門カウンセラーが在籍しています

『不妊症はお友達にはなかなか相談しにくい』という方が多いのではないでしょうか。

 

噂やインターネット上の知識に惑わされ、かえって不安になってしまうものです。

 

漢方のサツマ薬局の子宝(妊活)相談では、専門の漢方カウンセラーが対応いたします。

病院治療にも詳しく、西洋医学を否定するような事はありませんので安心してください。

 

人に話すことで頭の中が整理されることもありますので、まずはご相談され、心の荷物を下ろしてみてはいかがでしょうか。

 

 

アクセス方法

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